世界的ビッグクラブであるリヴァプールでプレーする日本代表MF遠藤航。
プレミアリーグ公式は「遠藤は瞬く間にリヴァプールにおいて最も重要な選手になった」として、彼のインタビューを伝えていた。
「最もインスパイアを受けたのは、間違いなく父親です。父がサッカーをプレーするのをよく見ていたので、その影響でプレーするようにもなりましたし、友達と一緒にプレーするのも好きでした。
父はあまり口数は多くありませんが、常にこう言っていました。自分で考え、自分の決断で行動し、自分の生きる道を選べと。僕は自分を信じていましたし、成功への決意が薄れることは決してありませんでした。
Jリーグだけでなく、プレミアリーグの試合も多く見るようになり、そこでプレーすることを夢見るようになったんです。僕のように小さなクラブ出身者がプレミアリーグでプレーすることは、日本サッカー界にとって大きな意味があります。もちろん、夢見ていましたが、リヴァプールのようなチームでプレーするとは全く思っていなかったですね。
具体的ではなく、単なる夢でした。いつかプレミアリーグでプレーしたいと思っていただけでしたが、いまの自分はその夢を実現しています。
夢を追いかけ、努力を続けたこと、そしてここで成功できたことを本当に嬉しく思います。なぜなら、僕の物語が将来の子供たちに影響を与えることを願っていますから」
父親から受けた影響が大きかったようだ。
なお、遠藤自身も10代で結婚し、現在では4人の子供を持つ父親になっている。