ロシアサッカー連合(RFU)は10日、2024年3月から着用を開始する新ユニフォームを発表した。この2024モデルからサプライヤーはロシアのスポーツブランド「Jögel」が担当する。

Russia 2024 Jögel Home

ロシア代表 2024 Jögel ホーム ユニフォーム

新サプライヤーによる2024モデルは、ホームとアウェイのどちらもロシアの民間伝承にインスピレーションを得たデザインをベースに、選手の戦う情熱と不屈の精神を表現している。

国旗色のレッドを基調としたホームユニフォームは、生命、豊饒の源、そして正義の象徴である太陽を「火の鳥」で表したもの。シャツ全体に輝く鳥の羽をイメージした模様が胸元を起点に飾り、選手たちの熱い心を象徴している。

ロシア代表 2024 Jögel アウェイ ユニフォーム

新アウェイユニフォームも国旗色のホワイトを基調に、“ロシアの冬”を重ね合わせたデザイン。おとぎ話に出てくるフロストからインスピレーションを得たという。

冬の寒さが窓に描く冷ややかな模様や、川や湖の氷を想起させるグラフィックで、選手の冷静な判断力と不屈の精神力を表している。

新サプライヤーのJögelはモスクワを拠点とする総合スポーツブランド。「お金がスポーツをダメにする」という企業理念のもと、スポーツ用品を手頃かつ適正な価格で提供することを信条としている。

ロシアのウクライナ軍事侵攻により、RFUは2009年から続いていたadidasとのパートナーシップが打ち切りに近い“一時停止”となっている。そのため2023年6月に新たなパートナーとして、Jögelと2026年までの契約を締結していた。

その後は具体的な動きもなく沈黙状態が続いていたが(結果的にロシア代表は2023年11月までadidasユニを使用した)、3月の親善試合に向けて注目の新ユニフォームがついに発表となった。

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2024新ユニフォームは、ロシア国内のJögel商品取扱い店舗で3月12日から販売を開始。

ロシア代表は21日にセルビア代表、25日にパラグアイ代表と、それぞれディナモ・モスクワの本拠地「VTBアレーナ」で親善試合を開催する。

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