とんねるずの石橋貴明がTBSラジオの『石橋貴明のGATE7』(毎週日曜日7:00~7:30)でサッカー指導者から感銘を受けた言葉を明かした。
とんねるずの二人は帝京高校出身。石橋が野球部、木梨憲武がサッカー部で共にアスリートとの人脈が広く、スポーツに関連した番組に数多く出演している。
10日に放送された回は、元プロ野球選手の元木大介氏がゲストに。昨年まで読売ジャイアンツのコーチを務めた元木氏は、今年から小学生を対象としたジャイアンツアカデミーの『校長』という役職を与えられているという。
これを聞いた石橋は「野球に限らずサッカーもそうだけど指導者大事だよね。特に子供の時って一発で好きになっちゃうけど一発で嫌いになっちゃうってこともあるから」と子供の指導の話に。
石橋は、「ドイツかどこかの国のサッカーの有名なコーチが『指導者として一番大事なことは何だと思いますか?』って(質問されて)。この人素晴らしいなと思ったのが、『練習終わりに毎日笑顔で帰らせることだ。これが最も重要な指導のポイントだ』と。『笑顔で帰るということは次の日も絶対に楽しみに練習にくる。そうやって人間、子供は上達していくんだ』と。うーん深いなと思って」と海外のサッカー指導者の言葉に感銘を受けたことを明かした。
さらに石橋は、「サッカーってなるほどなって思うのは、野球っていろいろルールが細かいし9人ってなかなか今少子化で集まらなくて、当然のように相手も9人いないといけなくて(両チーム合わせて)18人いないと野球にならない。だけどサッカーって小さい時は小さい時で5対5くらいでフィールド狭くして、ルールも手を使っちゃダメで頭と足であそこにボールを入れるんだよ。そしたら1点なんだよって…(子供に対して)簡単なんだよ」と野球に対してサッカーの教え方の上手さや競技としてのシンプルさを羨んだ。
そして話の最後に石橋は、「だから小さい頃の時点でみんなサッカーに行っちゃうんだよね」と野球ファンとして元木氏に投げかけた。
石橋の話を聞いた元木氏は「仰る通りなんですけど…」と同意しつつ、「今は(公園や運動場などで)バットを思い切って振れない。(子供が野球をする)場所がない」と環境的な問題を嘆いていた。