昨年からMLSのLAギャラクシーでプレーする吉田麻也。
歴代3位となる126試合に出場した日本代表だけでなく、外国のクラブチームでもキャプテンを任されてきたが、新天地アメリカでも若手の師になりつつあるようだ。
ギャラクシーは3日のサンノゼ・アースクエイクス戦に3-1で勝利。2点目のゴールを決めたFWデヤン・ヨヴェリッチは、吉田との2ショットに「Sensei」というメッセージと敬礼の絵文字をつけてInstagramに投稿していたのだ。これに吉田も「Kyodai」と返信している。
24歳のセルビア代表であるヨヴェリッチは、フランクフルト時代に鎌田大地ら日本人選手とチームメイトだったこともある選手。また、2021年には神戸で行われた日本代表との親善試合にも出場している(吉田は出場していない)。
吉田は英語も堪能だが、彼とは日本語も交えてコミュニケーションをとっているのかもしれない。
ちなみに、『Los Angeles Times』によれば、ヨヴェリッチはチェスのナショナルマスターでもあり、世界の上位1%に入るほどの腕前を持っているそう。5歳で父や祖父と一緒にチェスを始めると、新型コロナのロックダウン中に腕を磨いたとか。
本人は「ほとんどの人はチェスがどれほどストレスフルなのかを分かっていない。チェスをプレイするのは超大変さ。フィジカル的にも準備しておかなきゃいけない。1ゲームのために4~5時間も座って、5時間プレイした末にひとつのミスで完全に打ちのめされるのを想像してみてほしい。簡単ではないんだ」と話しているとのこと。