昨季のJ1王者であるヴィッセル神戸は、9日に行われたJ1第3節のFC東京戦に2-1で逆転勝ちした。

大迫勇也は前半にPKを失敗したが、後半29分に決勝ゴールとなる圧巻のフリーキックを叩き込んでいる。

PKを失敗したシーンでは踏み込んだ軸足が滑ってしまい、シュートはまさかの方向に飛び、本人も思わず苦笑いしていた。

英紙『Guardian』でも「PKのお返し。大迫勇也が恐怖のミスを圧巻のFKで帳消しにした」として、大迫のプレーを紹介している。

「元日本代表FW大迫勇也は見事なフリーキックでPK失敗を帳消しにした。昨季のJリーグ得点王である大迫は、PKの場面で足を滑らせ、大きく枠を外してしまった。だが、その後、とびきりのゴールを決め、2-1の勝利に貢献。昨季22ゴールを決めた33歳のフォワードにとって、これが今季初ゴールだった」

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Jリーグ公式によれば、大迫本人はこう話していたそう。

「(PKの助走が早かったのでは)
いや、いつもどおりですね。反省しないといけないですし、GKの逆はつけていたので、切り替えてやるしかないですね。芝生は硬くて滑りやすかったですけど、そこは言い訳にできないので、責任を持って、また次も蹴りたいと思います。
(FKの練習は去年くらいからしていたのか)
練習して、そこから入るようになったので、これは続けるべきだなと思いました。
(今季初ゴールについて)
もちろんうれしいですし、チームが勝てたことが何より素晴らしいです。次はホームで広島戦なので、広島もすごく調子が良いですし、熱い試合になるんじゃないかなと思いますね」

また、 吉田孝行監督は「あそこで決めるのはさすがだと思うし、今季初ゴールということでエースが決めるとチームも乗っていけると思う。彼本人にとっても、チームにとっても大きなゴールになったと思いますね」とエースを讃えていた。

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