町田はこれで2試合連続のクリーンシート、開幕3試合で1失点はリーグ最少タイであり、しかも唯一の失点はG大阪戦で決められた宇佐美貴史のフリーキック弾と、流れの中から1ゴールも許していない。

「前からのプレス、規制によって制限できているところもありますし、(相手の)クロス本数を減らすこと。またはクロスの守備というところで、(中で)フリーにさせないことや背中に潜り込まれないことをかなり細かく調整してチャン・ミンギュもイブラヒム(ドレシェヴィッチ)もやってくれているなと。変にフリーの状態で打たれる局面もなかなかない…そういうシチュエーションを作らせない分決定打になっていないと言えると思います。キャンプからしっかりと積み上げてきたこと、または昨年から町田が志向してきたことをしっかりと彼らの高いレベルの中で順応し、実践してくれている成果じゃないかなと思います」

首位サンフレッチェ広島、柏レイソルと同勝点の暫定3位につける町田。次戦は16日(土)、北海道コンサドーレ札幌とアウェイで対戦する。

「この間まで首位だった鹿島に近づくことによって我々が順位を上げていく、または上に食らいついていく。そういった思考をみんなで共有して、パワーを持ってやれたことが本当に良かったかなと思います。勝点7までとりあえずは3節で取りましたので、これをしっかりとさらに伸ばせるように、チームでもう1回気持ちを引き締めて、来節のコンサドーレ戦、頑張りたいなと思っています」

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昨季のJ2でも開幕戦で引き分けた後、2連勝で勢いに乗ったFC町田ゼルビア。その時は連勝を6まで伸ばしただけに、J1でも彼らの快進撃が続くのか大いに注目したい。

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