パリ・サンジェルマンとの契約が今季限りになっているため、シーズン終了後の去就が注目を集めているキリアン・エムバペ。

昨年夏に加入が噂されたレアル・マドリーへの移籍を希望していると伝えられているが、他にもアーセナルやリヴァプールなどイングランドのクラブが関心を持っているとも。

そんな中で先日はエマニュエル・マクロン大統領やナースル・アル・ハライフィ(PSG会長)、そしてカタール首長らが出席した会食に参加するなど、フランス、カタール、スペインの3カ国を巻き込んだ大きな騒動の一つとなっている。

『fichajes』によれば、キリアン・エムバペは現在レアル・マドリーとの交渉を前向きに進めており、クラブにいくつかの条件を要求しているとのこと。

一つは弟であるエタン・エムバペもともにレアル・マドリーへと移籍させることだそうで、彼も同じくパリ・サンジェルマンとの契約は夏に満了となる予定だ。

さらに今回伝えられたところによれば、パリ・サンジェルマンに所属しているモロッコ代表DFアシュラフ・ハキミの獲得も要求したとのこと。

かつてレアル・マドリーの下部組織で育ったアシュラフ・ハキミは、ボルシア・ドルトムントへのローン移籍を経て大ブレイクし、インテルを経てパリ・サンジェルマンへと加入している。

キリアン・エムバペとアシュラフ・ハキミは公私共に仲がいい親友であることで知られており、先日はともにスペインのバルセロナを訪れていたことで話題になった。

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ジャーナリストのパコ・ガルシア・カリダードは番組「El Chiringuito」で「エムバペはフロレンティーノ・ペレス会長にアシュラフ・ハキミの獲得に向けて努力してほしいと頼んだ」とレポートしていたとのこと。

ただ、アシュラフ・ハキミとパリ・サンジェルマンの契約は2026年6月30日まで延長されているため、移籍金はかなり高額になると考えられている。

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