先日、バイエルン・ミュンヘンは「トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任する」と公式発表した。

契約は2025年夏まで残っていたものの、バイエルンは今季ドイツ・ブンデスリーガでレヴァークーゼンの後塵を拝し、首位まで勝点差8と厳しい状況に陥っている。それもあって、クラブの上層部はトゥヘル監督との契約をここで打ち切ることを決めたという。

そこで話題になっているのは「トーマス・トゥヘル監督の後任は誰が選ばれるのか?」というトピックスだ。

その筆頭候補とされているのは、現在ドイツ・ブンデスリーガの首位に立っているレヴァークーゼンの指揮官シャビ・アロンソ。

彼はバイエルン・ミュンヘンのOBでもあり、また新進気鋭の若手指揮官でもある。それを考えれば間違いなく適任と言える存在だが、他のクラブもまたシャビ・アロンソに注目している。

とくに熱心であると言われるのがイングランド・プレミアリーグのリヴァプール。ユルゲン・クロップ監督が退任することが決まっており、バイエルンと同じくシャビ・アロンソの古巣でもある。

バイエルン・ミュンヘンなのか、それともリヴァプールに行くのか。シャビ・アロンソの去就が注目される中、『Sky』のフロリアン・プレテンベルグ記者は以下のようにレポートしたとのこと。

「シャビ・アロンソは現在レヴァークーゼンの三冠達成に向けて非常に集中している状況だ。

したがってバイエルン・ミュンヘンとも話す気はない。もちろん水面下で動くつもりもない。本当にレヴァークーゼンに集中しているのだ。

これからシャビ・アロンソが誘いに『YES』と答えるのかどうかは全く明らかではないことだが、バイエルン・ミュンヘンの首脳陣はシャビ・アロンソを引き抜ける可能性は高くはないことを知らされているようだ。

ただ、私が持っている情報によれば、現段階でシャビ・アロンソはリヴァプールよりもバイエルン・ミュンヘンに加入する方に前向きだということだ。

バイエルン・ミュンヘンはすでに問い合わせを行っていて、リヴァプールも同じようにここ数週間で問い合わせをレヴァークーゼンに送っている」

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ふたつの古巣の間で揺れるシャビ・アロンソであるが、今のところは同じドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに惹かれている部分があるという。

確かにユルゲン・クロップ監督が長く率いたチームを引き継ぐのはかなり難しいだろうと予測できるが…果たしてシャビ・アロンソの決断はどうなるだろうか。

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