2月23日、Jリーグ2024シーズンの開幕戦が行われた。14時からキックオフされたのは今季新本拠地「エディオンピースウイング広島」のこけら落としを迎えたサンフレッチェ広島のホームゲーム。
その相手は今季に向けて新監督ヘグモ氏を迎えて大型補強を敢行した浦和レッズ。この2024年のJリーグの行く末を占うようなビッグマッチになった。
序盤から激しい戦いが行われるなか、先制点を決めたのはサンフレッチェ広島。前半終了間際、川村拓夢のミドルシュートが弾かれたところを、ゴール右に詰めていた大橋祐紀が押し込む。クロスバーに当てながら決める見事なシュートでリードを奪った。
後半開始後もペースを掴んだのは広島。再開直後に得たPKはピエロス・ソティリウがゴール左上に外してしまい追加点のチャンスを逃したが、その直後に再びチャンスを掴む。
左サイドに抜け出した加藤陸次樹がクロスを入れると、ペナルティエリアでファーからニアに飛び込んできた大橋祐紀がヘディング。薄く頭で合わせてゴール右隅へと流し込み、リードを2点に広げてみせた。
そしてその後も攻撃的に試合を進めたサンフレッチェ広島は、この試合でシュート数28本、枠内シュート数11本という素晴らしいスタッツを記録。2-0のスコアで浦和レッズを撃破し、新スタジアムでの初のJリーグ公式戦を白星で終えることに成功した。
なお、金曜日開幕のJリーグは18時からも試合が行われる予定で、このあと名古屋グランパス対鹿島アントラーズがキックオフされる。