2021年にクルゼイロから徳島ヴォルティスへと加入してきたブラジル人DFカカが、今季コリンチャンスへ移籍する可能性が高まっているようだ。

カカは昨年7月に徳島ヴォルティスからアトレチコ・パラナエンセに期限付き移籍しているが、現在はチームから離れて個別のトレーニングを行っている。

その理由はアトレチコ・パラナエンセとの契約に「30試合出場したら自動的に350万ドル(およそ5億2000万円)の買取オプションが行使される」という文面があるためだそうで、出場機会が与えられない状況になっているそうだ。

そして『Globo』によれば、そんな立場になった彼に関心を持っているのが名門コリンチャンスであるという。

コリンチャンスは今シーズン終了までの期限付き移籍でカカを獲得するための交渉を進めており、あとは買取オプションの額の設定を決めるのみとなっているようだ。

徳島ヴォルティスがこの交渉で合意し、さらにアトレチコ・パラナエンセとの期限付き移籍の契約を打ち切ることができ次第、カカはコリンチャンスに移籍することが発表されるという。

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コリンチャンスは昨季限りでDFのルーカス・ヴェリッシモが退団したため、もう一人守備的なプレーヤーを欲しがっているとのこと。

なお、ブラジルリーグにおける移籍マーケットの締切日は3月7日となっており、コリンチャンスはそこまでに交渉を成功させられるように努力を続けているそうだ。

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