2013年までマンチェスター・ユナイテッドに所属していた元イングランドU-17代表FWジョン・コフィーが、女性への性的暴行容疑で裁判に臨んでいるとのこと。

ジョン・コフィーは1993年生まれの31歳で、ガーナ生まれでイギリス育ちの選手。14歳でバーンリーからマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入し、2011年にはFAユースカップを制覇している。

トップチームに昇格したあとはロイヤル・アントワープ、シェフィールド・ユナイテッド、そしてノッツ・カウンティへのローン移籍を経て2013年に退団。バーンズリーへと完全移籍している。

その後はノルウェーリーグやイングランドの下部リーグ、北アイルランドリーグ、オーストラリアの独立リーグ、そしてフィリピンリーグでプレーしたあと、2020年に27歳で現役を引退し、学校で子どもたちにサッカーを教える仕事をしていたという。

『Manchester Evening News』によれば、ジョン・コフィーとその友人であるネイザン・スチュワートが関わったとされる事件が起こったのは2019年であったとのこと。

法的な理由によって被害者の女性の名前は明かされていないが、事件当時は25歳であったそう。ネイザン・スチュワートのことは何年も前から知っていた友人関係であった。

検事のヴァネッサ・トムソン氏の報告によれば、被害者女性は事件の夜にパブでジョン・コフィーやネイザン・スチュワートと食事をしていたが、後に酩酊状態になったとのこと。

帰宅しなかったことを心配した被害者女性の両親が警察に通報し、最終的に彼女はネイザン・スチュワートの家に滞在していたことがわかったという。

目撃者によれば被害者女性は立つことすらできなくなっており、ジョン・コフィーの腕に抱えられるようにして運ばれていたとのこと。

午前3時頃に被害者女性の両親がネイザン・スチュワートの家まで迎えに来たときにも、彼女は支離滅裂な反応を示すのみであったそう。

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被害者女性は飲酒量を考えれば記憶を失うことはあり得ないとして、飲み物に薬物が入れられていた可能性を訴えているとのこと。

一方、ジョン・コフィーとネイザン・スチュワートは被害者女性と性的行為を行ったことは認めている一方、「同意の上であった」として暴行を否認しているそうだ。

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