昨年夏に水戸ホーリーホックからドイツ2部のハノーファー96へとローン移籍したDF松田隼風が、トップチームの試合に初出場する可能性があるようだ。

ハノーファー96は現在最終ラインの離脱者が続出しており、台所事情がかなり苦しいものになっている。

センターバックと左サイドバックをこなすマルセル・ハルシュテンベルクはハンザ・ロストック戦の退場処分で週末のグロイター・フュルト戦に出場できない。左サイドバックのブルックリン・エゼは精神的な問題のため長期の欠場になっている。

日本代表DFの室屋成は先日行われたハンブルガーSV戦で右太ももの筋肉と健を損傷してしまい、長期の離脱を余儀なくされている。

先週のハンブルガーSV戦では本来右サイドを得意としているヤニック・デームを左に回してプレーさせたが、今度は室屋成が離脱して右が手薄になっている。

他にもバイエルンから借りているセンターバックのブライト・アレイ=ムビをサイドで使うプランもあるそうだが、彼はハンブルガー戦で中央のポジションを上手くこなしていた。

『96freunde』によれば、ハノーファー96はそのため新しいオプションとしてリザーブチームの選手に注目しており、19歳のアレクサンダー・バビッチか松田隼風をトップチームに引き上げることを考えているそう。

U-20日本代表の“金の卵”!「2026年のW杯出場」が現実目標な4人の海外組

松田隼風は今季リザーブチームで17試合に出場して1ゴール1アシストを記録しており、攻撃的なプレー、ボールコントロールとスピードでチームに好印象を与えているという。

グロイター・フュルト戦は日本時間で17日の午前2時半からキックオフされる予定だ。そこで松田隼風が初のブンデスリーガ2部ベンチ入りを果たすのかどうか、注目したいところだ。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名