昨年夏にレアル・マドリーを退団し、サウジアラビアリーグのアル・イティハドへと移籍した元フランス代表FWカリム・ベンゼマ。

ピッチ上では24試合15ゴールと結果を残しているものの、スポーツ選手として世界最高額となる年俸を受け取っていること、チームが不調であることから批判を受けてきた。

そして、1月にはウィンターブレイクの休暇から17日間も遅れてチームに戻ってきたことにより、クラブとの関係が悪化したと伝えられている。

報道によればベンゼマはモーリシャスを訪れていたところ、サイクロンの影響によって帰国することができなくなり、クラブとの連絡も10日以上取れなかったとのこと。

そしてクラブとマルセロ・ガジャルド監督は彼をトレーニングキャンプから追放したところ、ベンゼマは命令に従うことを拒否して練習をボイコットしたと伝えられている。

さらに今回『AS』が伝えたところによれば、アル・イティハドはAFCチャンピオンズリーグのナブバホール戦でベンゼマをメンバーから外すことを決めたとのこと。

帰化して中国代表入りした「一流外国人」たち

現在のAFCチャンピオンズリーグでは外国人選手の枠が5枚になっており、アル・イティハドはアハマド・ヘガジー、エンゴロ・カンテ、ファビーニョ、ロマリーニョ、そしてアブドゥルラザク・ハムダラーを選択したという。

2月初旬にはアル・イティハドの幹部とかなり敵対的な話し合いをしたと言われているベンゼマ。欧州へ戻ることを希望しているとも言われるが、果たしてこの夏の去就はどうなるのだろうか。

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