最近の欧州サッカー界では昔のユニフォームの復刻レトロ版がちょっとしたブーム。多くのチームでクラブの歴史に輝くユニフォームのレトロジャージが販売されている。

ここでは、先日発表となったスペインの名門セビージャのレトロジャージコレクションから、クラブの歴史を語る上で欠かせない2005-06シーズンのUEFAカップ決勝モデルをご紹介したい。

Sevilla 2005-06 UEFA Cup Final Retro Jersey

セビージャ 2005-06 UEFAカップ決勝モデル 復刻レトロユニフォーム

記念すべき決勝戦モデルは、クラシックな胸元の編み上げが当時好評を博したデザイン。オリジナルのユニフォームは右胸の「Sevilla FC」部分にサプライヤーJomaのロゴが付く。

セビージャはこれまでEL優勝回数が大会史上最多の7度を誇り、日本では“EL番長”とも呼ばれる存在。その原点がこの2005-06シーズンの初優勝だ。

なお、UEFAカップとは現在のヨーロッパリーグ(EL)に改名する前の大会で、その時代の成績はELに引き継がれている。

ハビ・ナバーロ、ヘスス・ナバス、フレデリック・カヌーテ、ルイス・ファビアーノ、エンツォ・マレスカといったメンバーを揃えたセビージャは、2005-06シーズンの決勝でミドルズブラ(イングランド)と対戦。

2006年5月10日にオランダのフィリップス・スタディオンで行われた一戦は4-0でセビージャが勝利し、初の国際タイトル獲得を成し遂げた。

当時のユニフォームには左袖に大会名、開催地、対戦相手をレタリング。“FINAL UEFA CUP”の文字が誇らしい。

今回の復刻レトロ版は左袖に“FINAL UEFA CUP”ではなく“CAMPEON UEFA CUP”とプリントしているが、これは優勝記念モデルとして当時発売されたレプリカユニフォームと同じ仕様。

サポーターにとっては一生忘れることの出来ない優勝そしてユニフォームとなったに違いない。

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当時の優勝記念モデルは日本でも輸入版が流通していたがその量は少なめで、残念ながら買い逃したという人も多かったはず。復刻版レトロではあるが再び入手のチャンスが巡ってきた。

「2005-06 UEFAカップ決勝モデル 復刻レトロユニフォーム」は、セビージャのクラブ公式オンラインストアで販売中。

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