ベティスに所属しているポルトガル代表MFウィリアン・カルヴァーリョは、関与したとされている性的暴行事件の内容を否定したとのこと。
かつてはスポルティングCPで長く活躍し、ポルトガル代表でも中心的なボランチとして君臨していたウィリアン・カルヴァーリョ。
現在はスペインに渡ってレアル・ベティスでプレーしているが、昨年8月に発生したとされる性的暴行事件に関与したという疑いで裁判に直面している。
原告の女性が訴えているところによれば、事件はセビージャにあるホテルで起こったものだという。
女性はウィリアン・カルヴァーリョによって薬物を摂取させられ、その後意識が朦朧となった状態で性的暴行を受けたと証言している。
ウィリアン・カルヴァーリョに招待されてイビサ島からセビージャにやってきた女性は、空港で待ち合わせをし、レストランに向かったという。それからナイトクラブへと向かったところまで記憶があったものの、目を覚ましたときにはセビージャのホテルにいたそう。
女性の証言によれば「身体には暴力の痕跡があり、首を掴まれて強制的に咥えさせられた」とのことで、「ベッドで自分の上に乗っているウィリアン・カルヴァーリョの姿は覚えている」とも。
「La Sexta』によれば、一方でウィリアン・カルヴァーリョの弁護士は「原告の女性とホテルで会ったこと」を認めながら、「性的暴行ではなく完全に合意の上の行為であった」と罪状を否定したとのこと。
また、弁護側としては「報道されている事件の内容を否定するのに十分な証拠がある」とのことで、物事の真実を証明できると宣言しているという。
30代に突入したウィリアン・カルヴァーリョは、今季ベティスでなかなか出場機会を得ることができなくなっており、この事件によってかなりの影響を受けていると考えられている。