アジアカップを戦っている日本代表から離脱することになった伊東純也。一部週刊誌が女性から性加害で刑事告訴されたと報じた後、伊東側も虚偽告訴で反訴したが、結局は代表から離れることが決まった。

『朝鮮日報』は、「アジアカップに出場中の韓国と日本が性犯罪捜査で主力選手の戦力漏れを経験」と報じている。伊東のケースを伝えつつ、大会前にあった韓国代表FWファン・ウィジョの追放についても紹介している。

かつてガンバ大阪でもプレーしたウィジョは31歳のFW。現在はノッティンガム・フォレストからのレンタルで英2部ノリッジに所属している。

問題が判明したのは、韓国がW杯予選を戦っていた昨年11月。ソウル警察は、ファン・ウィジョが同意なしに元恋人との性行為映像を撮影した容疑で彼の携帯電話を押収した。

ファン・ウィジョの弁護側は彼こそがビデオ違法流出の被害者であり、女性側も撮影に同意していて、携帯電話の位置も明確に分かっていたはずだと主張。一方、女性の弁護士は、同意があったというのは嘘だとして反論。ファン・ウィジョには映像の削除を何度も求めたが、謝罪するどころか、同意のうえで撮影したという虚偽の主張でトラウマを植え付けたと訴えた。

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韓国のユルゲン・クリンスマン監督は、この騒動直後の中国戦でファン・ウィジョを起用。警察から捜査を受けている選手を起用した理由を問われると、推定無罪だと述べていた。

当初、指揮官はアジアカップ出場にも問題はないと話していたが、結局、ファン・ウィジョはアジアカップのメンバーから除外されている。

韓国は2日のオーストラリア戦に2-1で勝利し、準決勝進出が決定。日本とともに勝ち進んだ場合、決勝は日韓戦になる。

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