アメリカ2部USLチャンピオンシップに所属するバーミンガム・レギオンは27日、2024シーズンに向けた「Lady Electra(レディ・エレクトラ)」と名付けたユニフォームを発表した。

クラブはNikeとの契約が終了し、今季よりデンマークのスポーツブランドhummelと複数年のパートナーシップを締結。最初のhummel製となるユニフォームは、Jリーグ歴代屈指の名作ユニを彷彿とさせる。

Birmingham Legion 2024 hummel Lady Electra Kit

バーミンガム・レギオン 2024 hummel “レディ・エレクトラ” ユニフォーム

2017年8月に創設され、今年でUSLチャンピオンシップ6シーズン目を迎えるバーミンガム・レギオン。胸スポンサーの「Coca-Cola」とは2022年から契約中だが、初のhummel製ユニフォームには「スパークするコカ・コーラ」デザインが登場した。

レディ・エレクトラと名付けられたこのゴールドカラーのユニフォームは、今季のアウェイモデルとして使われる予定となっている。

今回のレディ・エレクトラを見た瞬間にこのユニフォームを思い出した人も多いのではないだろうか。東京ヴェルディがまだ“ヴェルディ川崎”と名乗り、Jリーグの1年目と2年目で着用していた胸ロゴが「Coca-Cola」のユニフォームだ。

右胸のサプライヤーMizunoのロゴを起点に放射するデザインに対し、バーミンガムは左胸のエンブレムが起点と左右反対だが、「スパークするコカ・コーラ」がアメリカでまさかの“復活”となった。

サッカー界でバーミンガムといえば三好康児が所属するバーミンガム・シティFC(イングランド)が有名だが、バーミンガム・レギオンはアメリカ合衆国・アラバマ州の都市バーミンガム(またはバーミングハム)を本拠地とするチームだ。

キット名のレディ・エレクトラとは、バーミンガムの電力会社「アラバマ・パワー」本社ビル屋上に飾られている黄金の「力の女神像」のこと。ミス・エレクトラとも呼ばれている女神が手に持つ稲妻をユニフォームのデザインに採用し、前面裾には女神の顔を描く。

ちなみにエレクトラとは、ギリシャ神話に登場する女性の名前だ。

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クラブとhummelは1月23日にパートナーシップ締結を発表。今季のUSLでは2つ目のhummel担当チームとなる。

このブランドのユニフォームは北米地域では数少ないが、hummelでは3年ほど前からUSLチームとの契約を開始しアメリカに進出している。

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