カタールで行われているアジアカップはグループステージの戦いが佳境を迎えている。
グループAではタジキスタンがレバノンを2-1で逆転で下して、決勝トーナメント進出を決めた(グループ首位は勝点9のカタール、2位のタジキスタンは勝点4、3位中国は勝点2、最下位レバノンは勝点1)。
白熱の展開だったタジキスタン対レバノン戦。レバノンは後半に先制するもDFが一発退場。タジキスタンはVARで得点が2度取り消しになるも、後半35分と後半アディショナルタイムに得点を奪って逆転した。
また、後半のアディショナルタイムは16分にもなり、本田圭佑も「16分!もうよく分からんw 16分あったら4v4終わるで」とX上に驚きを綴っていた(4v4は本田が主催する10歳以下のトーナメント)。
『Asharq Al-Awsat』によれば、タジキスタンのペタル・シェグルト監督は試合後にこう話していたそう。
「選手たちには命がけで闘わなければいけないと伝えた。私はこのグループを信じているし、100分以上闘って、集中を切らすことなく、自分たちのプレーを貫くように求めた。選手たちを誇りに思う。スタッフのサポートもなければ、何も成し遂げられなかった。サッカーは個人スポーツではない。
(歓喜の最中に眼鏡を紛失したが)選手たちのせいで眼鏡を失くすのは2回目だ。でも必ず直すよ(笑)次の試合では、タジキスタンの人達と大統領、そして、新しい眼鏡とともにまた夢を見たい」
普段は眼鏡をかけているが、喜びに沸くなかでどっかにいってしまったとか。
これは確かに選手のせいかも!?
なんでもタジキスタンの大統領は月曜に代表チームを激励していたそう。
そのタジキスタンは28日の決勝トーナメント1回戦でUAEと対戦する。