日本代表は19日、アジアカップのグループステージ第2節でイラク代表と対戦する。

2007年大会の覇者であるイラクは、日本にとってグループステージ“最強”と目される相手だ。

チームを率いるのはスペイン人のヘスス・カサス・ガルシア監督で、彼は日本が2022年ワールドカップで撃破した当時のスペイン代表でアシスタントコーチを務めており、日本のことは熟知していると言えるだろう。

そのヘスス・カサス・ガルシア監督が招集したメンバー26名をみてみよう。

GK:

1. ファハド・タリブ(サナト・ナフト・アーバーダーン/イラン)
12. ジャラル・ハッサン(アル・ザウラー)
22. アハメド・バースィル(アル・ショルタ)

DF:

2. レビン・スラカ(ブロマポイカルナ/スウェーデン)
3. フセイン・アリ(ヘーレンフェーン/オランダ)
4. サアド・ナティク(アブハー/サウジアラビア)
5. フランス・プトロス(ポート/タイ)
6. アリ・アドナン(メス・ラフサンジャーン/イラン)
14. アカム・ハシム(アルビール)
15. アラン・モヒディーン(ウツィクテン/スウェーデン)
23. メルカス・ドスキ(スロヴァーツコ/チェコ)
24. ザイド・タフスィーン(アル・タラバ)

MF:

7. ユセフ・アミン(アイントラハト・ブラウンシュヴァイク/ドイツ)
8. イブラヒム・バイェッシュ(アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ)
11. ジダン・イクバル(ユトレヒト/オランダ)
13. バッシャール・ラサン(カタール/カタール)
16. アミール・アル=アンマリ(ハルムスタッズ/スウェーデン)
17. アリ・ジャーシム(アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ)
19. ダニーロ・アル=サイード(サンデフィヨルド/ノルウェー) ※離脱
20. ウサマ・ラシド(ヴィゼラ/ポルトガル) ※離脱
21. アハマド・アレー(ルーアン/フランス)
25. アフメド・ヤハヤー(アル・ショルタ)
26. モンタデル・マージド(ハンマルビー/スウェーデン)

FW:

9. アリ・アル=ハマディ(AFCウィンブルドン/イングランド)
10. モハナド・アリ(アル・ショルタ)
18. アイマン・フセイン(アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ)

※ウサマ・ラシドは妻の出産のため離脱、ダニーロ・アル=サイードは帰国

2名は個人の事情ですでに離脱してしまったが、海外組が17名も含まれている。

イラクは政情不安によって長く強化が進まなかった。しかし近年はスペインのラ・リーガと提携し、さらに海外で生まれたイラク系選手たちを代表に招き入れて強化をはかっている。

現在のサッカー協会会長は「(強かった)かつてのイラクを取り戻したい」と意気込んでいるようで、これから日本にとって難しい相手になることは間違いないだろう。

またカタールのドーハで開催されるイラク戦ということで、メディアでは“ドーハの悲劇”の話題でも盛り上がっている。

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