日本代表が19日にアジアカップのグループステージで対戦するイラク代表。

ここでは、そのイラクのユニフォームにまつわるトリビアをご紹介しよう。

その前に、今大会でイラクが着るユニフォームはこの2着だ。

緑がホームユニフォームで、白がアウェイユニフォーム。イラクサッカー協会は昨年末にadidasと契約し、1月から同ブランドのキットを使用している。

いち早く黒ユニを着ていた

イラク代表 2000 アウェイ ユニフォーム(自社ブランド製)

今では当たり前のようにキットカラーとして使われる黒。かつてはレフェリージャージの色だった黒がサッカーのユニフォームに使われ始めたのは1990年代終盤からだったが、イラクは2000年のユニフォームにいち早く取り入れている。

2000年のアジアカップ(レバノン大会)では黒をアウェイユニフォームに採用。タスキのように配する国旗と胸の「IRAQ」が強烈なインパクトを放っていた。黒は国旗の色で「過去の抑圧」を意味するとされる。