昨年から今年にかけて大ブレイクを果たした韓国代表DFキム・ミンジェ。ナポリでレギュラーとして活躍し、イタリア・セリエAを優勝したあと、夏にバイエルン・ミュンヘンへと移籍した。
さらに2日に行われた「KFAアウォーズ(韓国サッカー連盟年間表彰式)」ではソン・フンミンに独占されていた年間最優秀選手にディフェンダーながら選出されるという快挙を成し遂げた。
『スポーツソウル』によれば、キム・ミンジェはこの表彰について以下のように話していたとのこと。
「忙しく過ぎていった1年だったね。多くのことを達成した。人生で最も特別な年だったと思うよ。
セリエAで最優秀ディフェンダーになり、バイエルン・ミュンヘンに加入した。これ以上の栄誉はない。もちろんここで終わらずに成長するため努力する必要があるが、最高のシーズンだった。
ディフェンダーとして、キム・ヨングォン先輩に続いてKFA最優秀選手に選ばれることができた。これからは守備の選手も自信を持って戦ってほしいね」
また、このあと行われるアジアカップ2023のこと、そして「日本と対戦する可能性については?」という質問について以下のように話していたとのこと。
「この韓国代表チームについては、攻撃力はとても高いと思う。所属クラブでは誰かが必ず毎週のように得点している。ただディフェンダーはもう少し集中する必要があるね。アジアカップでは我々がボールを支配する試合が多くなるから、注意深く準備すればいい成績が出ると思うよ。
前回の大会ではベスト8で敗退してしまった。決勝戦について議論することはできないよ。上に誰がいようと一歩一歩進んでいくことが重要だ。
ただ、日本と対戦することになったら…言葉で表す必要はないね。どうにかして勝ちたいと思うよ」
近年はなかなか日本のフル代表に勝てていない韓国。近年は日本へのライバル意識は薄れていると言われるが、キム・ミンジェはそれでも日本に勝ちたいという強い思いを持っているようだ。