昨季のJリーグで13位に終わった京都サンガFCが、ヘーレンフェーンに所属しているDFスヴェン・ファン・ベークに関心を抱いているとのこと。

スヴェン・ファン・ベークは先日から「アジアのクラブから関心を持たれている」と伝えられていたが、『1908.nl』によればそれは京都サンガFCであるそう。

スヴェン・ファン・ベークは1994年生まれの29歳。スパルタ・ロッテルダムとフェイエノールトのアカデミーで育った190cmの身長を持つ大型センターバックだ。

2013年にフェイエノールトのトップチームに昇格してから2021年まで長く所属し、2014-15シーズンにはレギュラーとしてプレー。2014年9月には出場こそなかったもののオランダ代表に招集されている。

しかしながらその後は頻繁に負傷に悩まされ、なかなか出場機会を継続的に得ることができず。2021年にウィレムIIへのローン移籍を経て退団し、ヘーレンフェーンに加入している。

今季もアキレス腱の怪我で出遅れたものの9月半ばに復帰し、キャプテンマークを巻いて12試合に先発出場している。

『Leeuwarder Courant』にヘーレンフェーンのGMを務めるフェリー・デ・ハーン氏が話したところによれば、ファン・ベーク自身は日本での挑戦に前向きであるという。

「選手の希望は明らかだ。それは今始まったことではないし、その願いは理解できる。しかしスヴェンが我々にとって重要な選手であるという事実は変わらない。昨季の失敗を繰り返さないために、選手を可能な限り維持したい」

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なお、契約については2025年6月30日まで残っているほか、まだ京都サンガFCから正式なオファーが届いたわけではないため具体的な動きには至っていないそう。

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