エストニアの2部リーグを戦っているノーム・ユナイテッドの室内サッカー練習場が、大雪のために倒壊していたようだ。

事故が起こったのは先月末のこと。エストニアの首都タリンでは寒波のために大雪となり、さらに風も強かったという。

倒壊してしまったのは、ノーム・ユナイテッドが管理しているテント型の室内サッカー練習場。幸いにして負傷者は出なかったという。

このノーム・ユナイテッドのディレクターとして経営に関わっているのが、かつてアーセナルやポーツマスなどプレミアリーグでもプレーした元エストニア代表の名GKマート・ポーム。彼が経営しているサッカースクールのトップチームがノーム・ユナイテッドに当たる。

彼は『ERR』の取材に対して以下のように話していたとのことだ。

マート・ポーム

「昨日から一晩中降り続いていた大量の雪に耐えることができなかった。しかも吹雪だったため、弱い場所に雪が吹き付けられ続けており、その蓄積が倒壊事故に繋がった。

この事故で幸いにして負傷者は出ておらず、施設が数日中に復旧できることを願っている。

この種の事故は初めてではないんだ。ただ作業の規模や費用についてはまだわからない。おそらく相当な経済的損失を覚悟しなければならないだろう」

ノーム・ユナイテッドは11月からテント型の屋内サッカー練習場を設置してチームのトレーニングに使用していた。

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倒壊はかなり経済的な損失に繋がったとのことだが、テント型ということもあって復旧にはそれほど時間はかからないようだ。

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