クリスティアーノ・ロナウド

元々のポジション:左ウイング

変更後のポジション:センターフォワード

スポルティングCPでデビューしたクリスティアーノ・ロナウドは、当時左サイドから信じられないようなトリックを見せる奇天烈なドリブラーだった。誰にも予想できないような突破をする一方、安定感はなかった。

しかし彼はその後マンチェスター・ユナイテッドで突如得点力に目覚め、徐々にポジションを中央に移していった。それはスピードとキレが落ちてきた彼にとって重要なターニングポイントになり、ロナウドのトッププレーヤーとしてのキャリアを何年も伸ばすことになった。

フィリップ・ラーム

元々のポジション:サイドバック

変更後のポジション:ボランチ

バイエルン・ミュンヘンとドイツ代表でレジェンドになったフィリップ・ラーム。類まれな知性を備えたサイドバックとして万能性を発揮し、長年優れた選手として高い評価を受けた。

しかし彼が2014年にワールドカップを制覇したときにはすでにボランチとなっていた。スピードが落ちてきた彼はその冷静さとゲームメイク、ファウルなくボールを奪う技術、ポジショニングセンスを生かして「世界最高のアンカー」に。