現在イングランド3部を戦っているバーンズリーは、「出場資格のない選手を起用したため、FAカップで失格となった」と発表した。

バーンズリーは11月3日に行われたFAカップ1回戦でアマチュアのホーシャムと対戦し、3-3で引き分けた。

そして11月14日にその再試合が行われ、ホーシャムに3-0と勝利。その結果2回戦へと駒を進めていたが、そのメンバーに出場資格のない選手が入っていたとのこと。

バーンズリーには処分に対する控訴の権利もあったものの、クラブはこのミスを認めて処分を受け入れ、FAカップから追放されることになった。

なおその該当する選手については公式のアナウンスで言及されていないが、FWのエイデン・マーシュの出場が原因だったことがメディアで明らかにされている。

エイデン・マーシュはかつてイングランドU-17代表のキャンプにも呼ばれたことがある20歳のストライカーで、今季は9月21日からヨーク・シティへとローン移籍していた。

そしてその2ヶ月の契約が満了になった11月7日にバーンズリーへと復帰し、14日のホーシャム戦でプレーしていた。

しかしFAカップの規定では「再試合に登録できるのは、前の試合で出場資格を持っていた選手のみ」となっている。そのため11月3日の段階ではバーンズリーに登録されていなかったエイデン・マーシュはプレーすることができなかったのだ。

これにより、バーンズリーはFAカップの歴史上2チーム目となる「追放処分を受けたクラブ」となった。

なお、追放処分を受けた最初のクラブは2006年のベリー。当時4部でプレーしていた彼らは2回戦のチェスター・シティ戦で出場資格がない選手を起用して失格となっている。

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これにより、ノンリーグでプレーするアマチュアクラブのホーシャムが歴史上2回目となる歴史的な2回戦進出に成功。12月2日にサットン・ユナイテッドと対戦する予定となっている。

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