先日から大きな話題になっている女子プロゴルファー桑木志帆のコメント。SNSで「体型についてのコメントに傷ついている」と投稿し、ファンの言葉に苦言を呈していた。

女子サッカー界でも先日同じようなことがあり、チェルシー女子のイングランド代表選手フラン・カービーが話題になっていた。彼女は夏でもジャケットを着ている独スタイルで知られているが、その理由がドキュメンタリーで明かされていたのだ。

彼女は若い頃に怪我を経験したこともあり、3月に膝を手術したことで女子ワールドカップにも出られなかった。

元々怪我をしやすい体質であるという点も考えて栄養補給をかなり厳密にやっており、その影響で「太って見える」ことを気にしているからだと話したそう。『Guardian』『BBC』などによれば、彼女はこう語っていたという。

フラン・カービー

「私はいつも太っていると言われるので、それを隠さなきゃいけない。

私だけではなく、女子サッカー全体で炭水化物に対する大きな恐怖があると思う。競技の知名度が上がるにつれ、それに対する目も多くなっている。

自分の体重についてのコメント、テレビや写真での見た目についてのコメントが目につくようになっている。

どんな体型であるか、ドレスを着た時にどのように見えるか、ユニフォームを着てどんなふうに見えるかは問題じゃない。

強くあることは称賛されるべきことで、そのためにもっと食べなければならないのであれば、体が必要だと言う正しいことをしているということ。映像に映る見た目のためだけではなく。

栄養は体がどのように回復するかという点で大きな影響を及ぼすが、これは怪我予防という点でとても重要です。

怪我というだけでなく、翌日の遅発性筋肉痛を避けるためにも、どのように回復するかということが非常に重要だと思います」

なお、チェルシー女子で監督を務めるエマ・ヘイズも「体型差別は現実的に存在すること。ただ必要なレベルでプレーするには炭水化物も重要で、エネルギー不足は問題になるが、見た目に対する絶え間ない要求とSNSによる苛烈な批判が伴う」と話していたとのこと。

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スポーツで必要となる栄養素を十分に補給しようとすると、人によっては太って見える場合があるものの、現代ではメディアやSNSの影響で容姿に関する要求が非常に大きくなっているという部分がある…という。

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