リヴァプールは6日に行われたプレミアリーグ第11節ルートン戦に1-1で引き分けた。

後半アディショナルタイムに劇的同点ゴールを決めたのは、コロンビア代表FWルイス・ディアス。

母国にいる両親が誘拐される事件に遭遇した彼は、得点後に「パパを解放して」というメッセージを示していた(母親は解放されたが、父親は現在も拘束中)。

なお、ディアスはユニフォームをめくっていたが、主審はイエローカードを提示せず。

試合後、ユルゲン・クロップ監督は「素晴らしい瞬間だったが、状況に変わりはない。一番大事なのは彼の父が解放されること」、GKアリソンは「彼のキャラクターと内に秘めた強さを大いに物語るものだった。彼が経験しているものは想像もできない。僕らは彼をサポートしているし、彼の痛みを感じている。でも、本人にとっては別次元だ」と話していた。

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ディアスの両親を誘拐したのは、ELN(民族解放軍)というコロンビアのゲリラグループ。

『A Bola』によれば、ELNのトップは、国内で英雄視されている選手の親を誘拐するべきではなかったと後悔しているという。

「ディアスの父親を誘拐したのは間違いだった。ルチョ(ディアス)はコロンビアのシンボルだ」としており、現在、事態収束のために取り組んでいるとのこと。

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