J1ガンバ大阪は27日、スペイン人指揮官ダニエル・ポヤトス監督との契約を更新し、来シーズンも引き続きトップチームの指揮を執ることに合意したと発表した。

魅せるパスサッカー継続へ。今季からG大阪指揮官に就任したポヤトス監督は、リーグ戦序盤に苦戦を強いられた。第10節鹿島アントラーズ戦から第14節横浜F・マリノス戦まで5連敗を喫するなど苦しい時期を過ごすも、第15節アルビレックス新潟戦から第21節川崎フロンターレ戦まで7勝1分けとV字回復をやり遂げた。

今季は現在13位と思うような順位に位置していないが、それでも緻密なパスワーク、正確なビルドアップなどで局面を打開する魅せるサッカーで時折Jリーグを沸かせたことも。来季も同路線の継続が見込まれるため、完成度を高めて上位進出を目指す。

ポヤトス監督はリリースを通じて、

「ガンバ大阪に関わる全員が望むメンタリティーとアイデンティティーを取り戻す、この大きな挑戦を粘り強く乗り越える目的と共に、ガンバ大阪と来シーズンの契約更新に合意したことを皆さんに報告します。クラブの皆さん、ファン・サポーターの皆さん、そしてスタッフのみんな、良い時も、そして特に悪い時にもサポートしていただけたことに感謝します。この道のりが簡単でないことは理解しています。ですが、クラブに関わる全員が団結すれば、全員が追い求める目標を成し遂げることができます。再び、チャンピオン ガンバ大阪を感じよう」

とコメントした。

【関連記事】存在がチート。どうやっても止められないJリーグで活躍した外国籍ストライカー5人

G大阪は10月28日に開催されるJ1第31節セレッソ大阪とアウェーで大阪ダービーを迎える。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名