Jリーグキラーのはずが
ムリキ
加入したJクラブ:FC東京
現在は見る影もなくなった中国1部広州恒大(現中国2部広州足球倶楽部)がアジアで大暴れしていた2010年代前半に大活躍を見せたストライカーがムリキだ。すさまじいスピードとアジリティで相手DFを置き去りにして、優れた決定力でゴールを量産した。
2013年にはチームをアジアチャンピオンズリーグ(ACL)初制覇に導き、AFC年間最優秀外国人選手賞、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)最優秀選手賞、ACL得点王(14試合13得点)で個人賞を総なめにした。Jリーグクラブには柏に6得点、浦和レッズに2得点、セレッソ大阪から2得点とJリーグキラーとしてサポーターを恐怖のどん底に叩き落した。
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2016年にカタール1部アル・サッドからFC東京へ期限付き移籍した際は、大きな期待を受けた。ただコンディションに問題を抱えていたため、リーグ戦19試合4得点と本領を発揮できなかった。Jリーグキラーというイメージが定着していただけに、悔しい結果に終わってしまった。