J1優勝に向けて突き進むヴィッセル神戸。21日に行われた鹿島アントラーズとの第30節にも3-1で勝利した。
この試合では井出遥也が1ゴール1アシストの大活躍。加入後初となったリーグ戦での得点シーンこちら(動画2分10秒から)。
武藤嘉紀のクロスを渾身のヘディングで押し込む!
井出はゴールセレブレーションで31という数字を示していた。クラブ公式によれば、その意味を聞かれるとこう説明していたそう。
「遠藤翼選手が白血病になって、今シーズン始まってからゴールを決めたら背番号の31番を掲げようと決めていました。
昨日も電話もらっていて点を決めたらしようと思っていたのでそういう意味を込めて掲げました」
1994年生まれの井出と1993年生まれの遠藤は同世代の間柄だ。
その遠藤は2016年MLSのスーパードラフト1順目指名を受けて、FCトロントで活躍(当時の背番号が31)。
だが、2022年に急性白血病と診断され、骨髄移植を受けることに。現在は回復しており、復帰に向けてトレーニングに励んでいる。
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井出はそんな遠藤に向けてエールを送っていたそうで、遠藤も「本当にありがとう I love you」と感謝のメッセージをInstagramに投稿していた。