アンジェ・ポステコグルー監督が昨季限りでトッテナム・ホットスパーへと去ったため、今季はブレンダン・ロジャーズ監督を迎えたセルティック。
前田大然や古橋亨梧、旗手怜央らが所属していて日本とも関係が深いチームとあって、この監督交代によってどのような影響があるのか注目されている。
プレシーズンから怪我人が続出したこと、カップ戦で早期に敗退してしまったこともあって批判も受けたものの、リーグでは8試合を終えて7勝1分けと好調を維持している。
ではブレンダン・ロジャーズ監督はどんな指導を行っている人物なのか?
『Daily Record』によれば、今回セルティックでコーチとして2年目を迎えている元オーストラリア代表FWハリー・キューウェルがセルティックのポッドキャストで以下のように話したという。
ハリー・キューウェル
「アンジェ・ポステコグルーと仕事をすることは楽しかった。彼のサッカーに対するアイデアは素晴らしかったよ。
彼は自分が何を望んでいるのかということをよく理解しているし、それを表現する方法が明確なんだ。
それは『白黒がハッキリしている』というようなものではなく、『それは黒でしかありえない。さあ行け』くらいのね。とても明確なんだ。
今、ブレンダン・ロジャーズとともに仕事をするようになって状況は変わったね。私はある意味ロジャーズタイプの監督に似ていると思う。
彼は違った形で試合を見ており、今ある物事に適応し、そして戦術的な変化を加えていくタイプなんだ。それは隣りにいても楽しく見られるものだ。
まだ始まったばかりだ。我々はロジャーズのアイデアを引き上げているところだが、それらはとても明確なものがある」
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アンジェ・ポステコグルーはとにかく自分の哲学に沿ったサッカーにこだわる一方、ブレンダン・ロジャーズは試合の状況やその時々の物事に対応するタイプであるそうだ。