J1京都サンガF.C.は1日、9月30日に開催されたJ1第29節アウェー鳥栖戦で起きた京都DFアピアタウィア久の不適切行為による退場を謝罪した。

この事案は鳥栖市内で開催された鳥栖対京都戦の試合終了間際にアピアタウィアが相手に対して中指を立てるジェスチャーを行い、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の介入により退場となった(公式記録上の退場理由は暴言と記載)。

京都はこれを受けてリリースを発表した。

9月30日(土)に開催されました、2023明治安田生命J1リーグ第29節サガン鳥栖vs京都サンガF.C.の試合におきまして、京都サンガF.C.のアピアタウィア久選手が、後半アディッショナルタイムに不適切な行為により退場処分(レッドカード)となりました。
アピアタウィア久選手は今回の自身の行為を深く反省しております。また、試合終了後、京都サンガF.C.の社長、監督と本人がサガン鳥栖のクラブ関係者の方々に謝罪をさせて頂きました。
クラブと致しましても、改めてサガン鳥栖の皆様、そして、Jリーグに関わる全ての方々にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
今後、本人はもとより、京都サンガF.C.の全選手並びに全スタッフが改めてフェアプレー精神の大切さについて再確認を行うと共に、その徹底を図って参ります。

先月21日に日本サッカー協会、Jリーグ、Jリーグに加盟する全60クラブは、8月2日に発生した浦和レッズ観客が起こした違反行為に伴う形で健全なサッカー環境を構築する共同宣言を行っていた。多くのサッカー関係者が襟を正してフェアプレーや安全安心なスタジアムづくりを志す中で、愚行により水を差されてしまった。今後このような不適切行為の再発防止が求められる。

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試合は2-3で京都が逆転負けを喫した。

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