日本サッカー協会(JFA)は30日、中国・杭州で開催されているアジア競技大会TEAM JAPAN として活動中の U-22日本代表において、山田大樹(ファジアーノ岡山)がクラブ事情のため、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)の手続き・許可を受けて一時離村することを発表した。山田に代わる選手の招集はないという。

21歳の山田は今季、鹿島アントラーズからの育成型期限付き移籍で岡山に加入。ここまでJ2で6試合に出場している。

岡山のGKはここのところ、スタメンに堀田大暉、控えに金山隼樹という形で固定されていた。ただ山田が一時離村という形で呼び戻されたことから、今週何らかのアクシデントが発生したとみられる。

現在7位の岡山は今週末、10月1日(日)に5位のジェフユナイテッド千葉とのホームゲームに臨む。

同じ日にU-22日本代表も準々決勝で北朝鮮と対戦するが、ここまでの3試合は藤田和輝(栃木SC)と小畑裕馬(ベガルタ仙台)が出場。山田が不在でもひとまず大きな問題はなさそうだ。

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なお、「一時離村」であることから日本が北朝鮮に勝利しベスト4に進んだ場合山田は再びチームに合流する可能性がある。

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