トルコサッカー連盟は現地時間21日、イタリア人指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラ氏のトルコ代表新監督に就任を発表した。

今月20日にドイツ人指揮官シュテファン・クンツ代表監督の解任を発表していた。トルコ代表は今年に入ってから3勝2敗1分と勝ち越していたが、今月8日の欧州選手権予選で格下と見られるアルメニア代表と1-1で引き分け、同月12日の日本代表に2-4と大敗。以前からトルコ国内でクンツ監督の手腕が疑問視されていたが、日本との国際親善試合が決め手となる形で大ナタが振るわれたと見られる。

モンテッラ監督は2011年にイタリア1部ローマの暫定監督からプロ指導者キャリアが始まり、2016年にはイタリアの名門ミランの監督に就任して元日本代表MF本田圭佑の指導もした。

モンテッラ監督は2021年からトルコ1部アダナ・デミルスポルの監督に就任して、2022-2023年シーズンにはクラブ史上最高成績となるリーグ戦4位に導き、クラブ初の国際大会となるUEFAカンファレンスリーグ予選出場権を獲得した。

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トルコサッカー連盟はモンテッラ監督と3年契約を結んでおり、来月12日の欧州選手権予選クロアチア戦がモンテッラ監督の初陣となる予定だ。

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