FIFA女子ワールドカップ決勝で初優勝を飾ったスペイン代表だが、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長の行為が大きな問題になった。

メダル授与式でジェニフェル・エルモソの口にキスをしたのだ。

   

ルビアレス会長は「バカはどこにでもいる。2人の人間が些細な愛情を見せた際、バカに耳を傾けることなどできない」と批判に反論した後に、「私は完全に間違っていた」などと謝罪するメッセージを出した。

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ただ、BBCなどによれば、スペインのペドロ・サンチェス首相は、謝罪は不十分だと指摘したという。

「我々が目にしたのは、受け入れがたいジェスチャーだった。

ルビアレスの謝罪は足りない。十分ではないと思う。

彼は我々全員が目にしたことを明らかにするための措置を講じ続けなければならない。

選手たちは勝つために全てを尽くしたが、ルビアレスの行為は平等への道のりがまだ長いものであることを示している」

また、第2副首相のショランダ・ディアス氏は、ルビアレス会長の辞任を要求。

「言い訳は無用。(選手たちは)スポーツやサッカーだけでなく、平等についても多くを示してくれた。彼女たちは我が国にはまだやるべきことがたくさんあることを示した。男女が平等になるにはやるべきことがまだ多くある」などと述べたそう。

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