J1横浜F・マリノスがは27日、日本代表MF藤田譲瑠チマがベルギー1部シント=トロイデン(STVV)へ完全移籍すると発表した。

藤田は2019年にアカデミーから過ごした東京ヴェルディでプロデビューを果たし、2021年に当時J1だった徳島ヴォルティスへ完全移籍した。

翌シーズンから横浜FMへ完全移籍し、主力選手として活躍してJ1制覇に大きく貢献した。

同年夏にはEAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表メンバーに招集され、香港戦と韓国戦に出場して2度目となる大会優勝の一助となった。

卓越したボールコントロール技術と精度の高いパスに定評があり、身体能力を生かした鋭いタックル、労を惜しまない運動量、素早い寄せや優れたインターセプト技術と攻守両面に光るものがある現代型セントラルミッドフィルダーだ。

藤田は

「これから優勝争いやACLを戦っていく大切な時期ではありますが、移籍することを決断しました。
F・マリノスで経験させてもらったこと、また東京ヴェルディ、徳島ヴォルティスで経験したことすべてを生かしてヨーロッパでプレーしてきます。今までアツい応援ありがとうございました。このクラブのユニフォームを着てプレーできたことを誇りに、これからも自分らしく頑張ります」

とコメントした。

STVVは今夏にDF小川諒也、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎の3選手を既に獲得しており、藤田の加入で日本人選手は7人となった。

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STVVの立石敬之CEOは「この度の藤田選手との契約締結について、大変嬉しく思っております。私達STVVにとって大きな戦力となり、日本代表を背負っていく選手に成長してくれる事を期待しています」とコメントした。日本代表で印象的な活躍をした藤田がベルギーでどれだけインパクトを残せるのか注目したい。

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