J2ベガルタ仙台が13日、伊藤彰監督の退任を発表し、合わせて後任はコーチを務めていた堀孝史氏が監督就任すると発表した。

昨季からJ2仙台の指揮を執る伊藤彰監督は、直近リーグ戦6試合勝ちなし(2分け6敗)と苦境に立たされていた。

今月1日に開催されたライバルのモンテディオ山形とのみちのくダービーでは1-4とリーグ戦13年ぶりの敗北を喫するなど低迷。

今季13位の仙台はJ1昇格プレーオフ圏内の6位清水エスパルスとの勝ち点差は9と、J1復帰を目指すチームに暗雲が漂う状況だ。

伊藤監督は

このたび、ベガルタ仙台の監督を退任することになりました。2022年の残り8試合から約1年間、良いときも苦しいときもありましたが、常にチーム一丸となって戦う姿勢を貫いてくれた選手、スタッフ、力強く後押ししてくださった、ファン、サポーター、どんな時でも心強いサポート、温かい応援をしてくださったベガルタファミリーの方々に深く感謝申し上げます。
今シーズン積み上げてきた成果を残りの試合、ベガルタファミリーのみなさんにお見せしたい、一緒に喜びを分かち合いたいと思っていましたので、シーズン最後まで一緒に戦うことができなくなったことは無念ではありますが、この後のハーフシーズン、チームがさらなる高みにいくこと、そして今シーズンの目的である優勝、J1昇格を信じております。
1年間、本当にありがとうございました。

とコメントした。