「イングランドに来たのは1月で、風は強いし、寒いし…。
マネージャーと一緒に海が見えるホテルに到着したら、ものすごい風でドアを開けることができなかった。
午後3時には暗くなってきて、『自分はどこに来てしまったのか』と思っていたよ。自殺したかったけれど、何も言わなかった。
時間が経つにつれて慣れてきたよ。いまではより好きになったね。
チームのことはあまり知らなかったけれど、よく分かるようになった。
グループの目標だったヨーロッパリーグの出場権も確保できた。だから、とても嬉しい。数日したら、準備のために戻る。
監督はイタリア人なので、少し理解できる。自分は英語よりイタリア語のほうがいい。(英語を)少しずつ勉強しているよ。英語で話しかけられるけれど、何も理解できないんだ。
(この夏にリヴァプールへ移籍した)アレクシス(・マカリステル)が助けてくれていたけれど、彼はいなくなってしまった。だから、別の通訳をさがさないといけないね。
ピッチ上では全てが変わる。ロベルト(デゼルビ監督)と話したけれど、彼は僕を中央向きの選手だと感じており、サイドよりも中に置こうとしている。
彼が戻ってきたら話し合うけれど、彼が決めることさ。自分は必要とされるところならどこでもプレーできるし、求められるどんな役割もこなせるよ」
移籍当初は英国の気候に面喰い、死にたいとさえ思ったほどだったとか。
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いまは慣れたというが、まだ英語は理解できないそう。