ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)

2000年生まれ、22歳のブラジル代表FW。

3月に行われたチャンピオンズリーグでリヴァプールを撃破した後、カルロ・アンチェロッティ監督は「世界で最も決定的な選手、一貫して試合を決定づける」とヴィニシウスを讃えた。

このブラジル人は昨季のCL準決勝でマンチェスター・シティの守備陣をスピードとトリッキーさで恐怖に陥れ、リヴァプールとの決勝戦では決勝ゴールを叩き込んだ。

今季は全コンペティションで23ゴール21アシストを記録。これ以上だったのは、ハーランドとエムバペしかいない。

昨季は何度も人種差別の標的にされた。バレンシアで起きた一件はスペインとブラジルの両国で怒りを買った。

その後、人種差別で7人が処罰を受け、バレンシアはスタジアムの一部閉鎖という制裁を受けた。ヴィニシウスはFIFAから新たな反人種差別のタスクフォースの一員として任命されている。