日本代表 1998 ホーム

日本代表 Asics 1998 ホーム ユニフォーム

「炎のユニ」で知られるこのデザイン。不動明王が背負う炎「迦楼羅炎(かるらえん)」をモチーフにした柄を両袖に描き、シャツ全体にも透かしで炎をプリントする。

この個性的で“強すぎる”デザインは好みが分かれるところとなったが、日本代表にとっての記念碑的なユニであることに異論は無いだろう。

記念すべき初のW杯で日本代表が着用したのはAsics製のユニフォームで、ここまで唯一の「非adidasW杯ユニ」となっている。

この時代はまだadidasとの一社契約が始まる前で、adidas、Puma、Asicsの3社が基本デザインを共用し、持ち回りでサプライヤーを担当。各年代のチームごとにサプライヤーが異なるという複雑な方式だった。

ちなみに基本デザインは同じであっても、襟など細かな部分はサプライヤーによってデザインが若干異なる。

グループステージでは6月14日にアルゼンチンと、26日にジャマイカとそれぞれ対戦。結果は3戦全敗で大会を後にしている。ブルーのパンツを着用したクロアチア戦のみ、シャツからソックスまで全身オールブルーの組み合わせとなった。