2000年代にイングランド・プレミアリーグを席巻したアーセナル。そして2010年代になってトップクラスのクラブになったマンチェスター・シティ。
今季はこの2つのクラブが優勝を激しく争ったまま、シーズンのクライマックスを迎えることになった。
ということで、今回はイングランド・プレミアリーグが創設された92年以来、アーセナルからマンチェスター・シティへと直接移籍した選手たちの中から6名をピックアップした。
デイヴィッド・シーマン
移籍:2003年
移籍金:フリー
2003年、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はポニーテールの大ベテランGKデイヴィッド・シーマンを維持したいと考え、1年の契約延長を申し出た。
しかしながら13年もの間アーセナルに献身してきたシーマンは、自分が1番手ではないことを伝えられたため、39歳でマンチェスター・シティへと移籍することを決めた。引退したピーター・シュマイケルの後釜としてである。
ただ、シティへと移ったシーマンは前半戦で19試合に出場したものの怪我でプレーが不可能になり、半年後に現役を引退することになった。