スタジアム内の売店で水の購入を強いられたが、販売されていた水がこれだ。

価格は1本1サウジアラビアリヤル、1本2サウジアラビアリヤルと購入したサポーターによってマチマチであり、正確な金額はわからなかった(1サウジアラビアリヤル36円ほど。2023年4月29日時点)。150mlほどだろうか、かなり小さい容器だ。しかもこの水、全く冷えていない。ぬるい水は体の吸収が遅く、酷暑の中での水分補給には適していないと感じた。

試合が始まる直前に、一部の浦和サポーターが箱ごと購入して他のサポーターに配っていた。命にかかわるアクシデントが発生する中、サポーター同士で助け合い、乗り切ろうとしていた。それでも酷暑の中、小さくぬるい水だけで応援するには、かなりのしんどさが付きまとった。

試合後には脱水症状を起こすサポーターも数名いた。サウジアラビアは今年12月にFIFAクラブワールドカップ、2027年にはAFCアジアカップを開催する。

今後Jリーグのクラブがサウジアラビアで試合を行うかもしれない。命にかかわる事故が起こってからでは遅い。ACLを主催するアジアサッカー連盟(AFC)には柔軟な対処を求めたい。

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第2弾はRyoさんが訪れたサウジアラビア現地のスポーツショップの様子や、キング・ファハド国際スタジアムで販売されていたスタジアムグルメの食レポなどを掲載する。

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