梅崎司

在籍期間:2007年1月~2007年6月(5試合0ゴール)
在籍したクラブ:グルノーブル(フランス)
現在のクラブ:大分トリニータ

槙野、安田、柏木。「調子乗り世代」と言われたチームの筆頭格だったのが梅崎だ。

オシム体制の2006年、小野伸二、市川大祐以来となる10代での代表デビューを果たすと、その翌年1月、当時日本人が所有したグルノーブルへの期限付き移籍を果たした。

しかしあまりの環境の違いに戸惑い5試合0ゴール。昨年実施したQolyのインタビューで「何か掴めたかというと正直ない」と語るなど、滞在4か月で帰国することとなった。

ただそれでも「後悔はない」という梅崎。実際その後、浦和で活躍し、36歳になった現在も大分で奮闘している。

大前元紀

在籍期間:2013年1月~2013年8月(8試合0ゴール)
在籍したクラブ:フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)
現在のクラブ:南葛SC

高校サッカーのスターであり、岡崎の後継者として清水に加入した大前。2012年にJ1で34試合13ゴールを決め、シーズン終了後にフォルトゥナ・デュッセルドルフへと移籍した。

デュッセルドルフといえば日本人街として有名で、クラブとしても初めてトップレベルの日本人獲得とあって大きな期待があったに違いない。

大前も「すごく歓迎してもらって溶け込んでいると思う」とやる気に満ちていたが、体格の差は歴然でケガもあり、望んだような結果は残せなかった。

チームが2部降格したこともあり、大前は半年で清水へ復帰することに。「賛否両論あると思いますが、プレーで証明したいと思います」と語っていた。