ドイツ・ブンデスリーガ2部の1.FCマクデブルクでプレーするMF伊藤達哉が今シーズン4点目となるゴールを決めた。
23日に行われた敵地での第29節アイントラハト・ブラウンシュヴァイク戦。
伊藤のゴールが生まれたのは、1点リードで迎えた62分だった。
(動画 1:25~/0:06からもスロー映像が見られる)
左サイドでボールを受けると、小刻みなステップで中央へ進出。そこから一番遠いサイドを狙った綺麗なシュートを決めてみせた。
伊藤達哉 メッシに例えられ、日本代表に呼ばれた男
柏レイソルユースからJリーグを経ずにドイツへ渡った伊藤。
名門ハンブルガーSVでトップデビューすると、163cmと小柄ながら俊敏なドリブルがメッシに例えられ、「リオネル・イトウ」などと呼ばれて人気者となった。
2018年8月には、当時日本代表の指揮官に就任したばかりの森保一監督から最初の招集メンバーにも選ばれた。
伊藤は「新生・日本代表の最初の試合に選んでいただけたことをすごく光栄に思う。日本代表のユニホームに袖を通す喜びは、何にも代えがたい喜びです」と語っていたものの出番は得られず。
その後ハンブルガーでも出場機会を失い、シント=トロイデンを経て、昨シーズン途中に当時3部のマクデブルクへ。ここで昇格に貢献して今シーズン2部で奮闘している。
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移籍後1年半で7ゴールと好調の伊藤。再びトップリーグでプレーする姿を見られるだろうか。