かつてアーセナルやマンチェスター・シティで活躍したフランス代表MFサミル・ナスリが、デシャン監督を批判したという。

マルセイユでフィリップ・トルシエ監督に見出され、10代でフランスリーグにデビューしたナスリは、その後プレミアリーグでも屈指の司令塔として活躍。

ビッグクラブで十分な実力を証明したものの、2010年も2014年もワールドカップのメンバーには選ばれなかった。

彼は『Zack en roue libre』という番組でインタビューに応え、2014年W杯でもフランス代表監督を務めていたディディエ・デシャン氏を以下のように批判したそう。

サミル・ナスリ

「デシャン監督は僕の夢を台無しにした。2014年の夏、サッカーの王国ブラジルで行われるワールドカップでプレーすることは、僕の夢だったんだ。

僕は信じられないほどいいシーズンを過ごしていた。だからワールドカップを勝ち取るためにブラジルへ行くと信じていた。

マンチェスター・シティでチャンピオンになり、リーグカップ決勝でゴールを決めていた。しかし招集された選手の名前を見て、カンカンに怒ったよ。バカにされていると思った。

デシャンとはドバイのレストランで出会ったことはある。ただ彼の幸運を祈ることしかできないが、まぁどうでもいいことだ。

彼は友人ではないし、挨拶もしないよ。彼のことは人間として好きではないからね」

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カリム・ベンゼマやエメリク・ラポルトなど数人の選手を長い間招集しなかったことで知られるディディエ・デシャン監督。サミル・ナスリもそのような立場であったため、あまりいい感情を抱いていないようだ。

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