日本代表FW三笘薫が所属するブライトンはプレミアリーグで7位につけるなど躍進を見せている。
昨年9月からチームの指揮を託されたのが、イタリア人のロベルト・デゼルビ監督だ。指揮官は『La Gazzetta dello Sport』でこんな話をしていたそう。
「私にとってもう一つ幸運だったのは、ブライトンで素晴らしい仕事をした監督の後任だったことだ。
私は全てをゆっくりと好転させた。だが、それは(引き継いだ段階で)このチームには勇気があり、ピッチ上と取り組み方を知っていたという事実を打ち消すものではない。
私は新しい選手を3~4人ほど入れた。
ペルビス・エストゥピニャンはほとんどプレーしていなかったし、レヴィ・コルウィルは全くプレーしていなかった。ジェイソン・スティールも三笘もエヴァン・ファーガソンも全くプレーしていなかったし、パスカル・グロスもサイドバックでは全くプレーしていなかった。
これらは大きな違いだ。なぜなら、動くのは常に選手たちだからだ。
本当の秘密はロッカールームの中核にある。個人的にはヨーロッパで5本の指に入る最高のCBだと思っているルイス・ダンク、そして、グロス、ヨエル・フェルトマン、ダニー・ウェルベック、アダム・ウェブスター、アダム・ララーナ、ソリー・マーチ、スティールらだ。
ブライトンは私が去った時ではなく、こうのグループの選手たちが去ったり、いなくなったりした時は注意しなければいけない」
デゼルビ監督がブライトンで初めて指揮をとったのは、昨年10月1日のリヴァプール戦。当時の三笘は控えという扱いだったが、10月末のチェルシー戦から先発起用されるようになった。
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指揮官は前任のグレアム・ポッター監督の“遺産”を引き継いだとしつつ、それまであまり起用されていなかった三笘らを登用した点も大きかったと語っていたようだ。