清水エスパルスは19日、MF松岡大起がブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへ期限付き移籍することを発表した。

移籍期間は2023年3月22日から2023年11月30日までとなっている。

今季はボランチでリーグ戦3試合、リーグカップ1試合に出場している松岡。

球際の強さ、相手の動きを正確に読んでボールを刈り取るインターセプト、複数ポジションをこなすユーティリティ性に優れており、パリ五輪世代で期待されている21歳だ。

今季は、欧州の移籍期間終了後の2月1日に契約更新を発表。その際リリースで松岡は以下のようにコメントしていた。

「まずは、エスパルスに関わる全ての皆様、ご報告が遅れてしまい申し訳ありません。また、寛大な心で待っていただきありがとうございます。シーズンに入り自分自身の動向がわからない中でも、チームメイトとしていつも通りしっかりとプレーし接してくれる選手、チームが勝つため、いちサッカー選手として、そして人として成長するために、色々な事を教えてくださる監督とコーチングスタッフ、いつも笑顔で応援してくれるサポーターの皆様には感謝しかありません。この冬、自分の夢、目標のためにヨーロッパからのオファーを待ちましたが成立しませんでした。それが現状ですしすごく悔しいです。この悔しさをバネに強く上手くなること、上に行くことだけを考えて、一日一日取り組んでいきます。選手1人1人の成長がチームの成長と強さに必ずつながると思うので、そこを追い求めて自分らしく日々やっていきます」

悲願の欧州移籍は叶わなかったが、サッカー王国ブラジルで飛躍を誓う。