先日発表された日本代表メンバー。中村敬斗が初招集される一方、古橋亨梧と旗手怜央はワールドカップに続いて外されることになった。
ただ、やはり彼らが目覚ましい活躍を見せているセルティックの周辺からは「なぜなんだ」という声も。
『Daily Record』のマイケル・ギャノン氏は記事で以下のように書き、「リーグのレベルを考慮して呼ばないというのはおかしい」と主張した。
「日本代表の森保一監督はセルティックの旗手怜央と古橋亨梧のペアを落選させ、代表に選ばなかった理由についても語っている。『リーグのレベル』に関する懸念のためだ。
いやいや、ちょっと待ってくれハジメさん。前田大然は同じレベルでプレーしているし、ワールドカップでゴールを決め、代表にも選ばれている。森保はナンセンスなことを言っているように聞こえる。
スコットランドが必ずしもトップレベルでないことは分かっているが、彼はベルギーやスイスで戦う選手を選んでいる。UEFAのランキングでは、ベルギーはスコットランドより1つ下、スイスは4つ下だ。
我々はビッグリーグではないかもしれないが、チャンピオンズリーグ出場権を2つ与えられており、ヨーロッパでもトップ10に入っている。
もし森保が、旗手と古橋のキルマーノック、マザウェル、ロス・カウンティを相手にした活躍では判断できないというのなら問題ない。6万人の要求が激しいファンを背後にして毎週勝つというプレッシャーは、独特の強さがあると言えるが、それはどうでもいいことだ。
では、グラスゴー・レンジャースに対してのプレーで判断することができるだろう。古橋と旗手はダービーマッチでセンセーショナルな戦いを繰り広げた。誰かがカップ戦決勝のビデオを送って、旗手のパフォーマンスを確認してもらう必要がありそうだ。
森保はこのペアを好まないのかもしれないし、それは彼次第のことだ。ただリーグのレベルを指すのはバカげている。
彼のチームの半分はJリーグの選手であり、明らかにいい水準のコンペティションであるが、スコットランドよりも遥かに上というわけではない。
旗手はチャンピオンズリーグでも場違いではなかった。古橋はまだそれほどではないかもしれないが、ブンデスリーガの下位に沈むボーフムでプレーしている男に日本の得点がかかっているというのなら、古橋に一見の価値がないとはいえないだろう」
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森保監督は「総合的な判断」と答えてはいるのだが…。とはいえ、スコットランドでは前田大然以外が落選する事実を理解するのが難しいようだ。