中国超級リーグを8回制覇し、AFCチャンピオンズリーグを2回制覇した経験を持つ広州FCが、クラブ解散の危機に直面しているという。
かつては広州恒大と呼ばれ、恒大グループの支援の下でアジアを席巻する強さを見せていた広州FC。
しかしながら2021年には中国の不動産バブルが弾け、クラブのオーナーであった恒大グループの経営が傾くことになった。
そして昨季は多くの中心選手を失ってしまったことから18チーム中17位に沈み、2部に降格してしまっていた。
『網易』によれば、現在広州FCはかなり深刻な経営難に見舞われており、トレーニングすらも開始できていないとのこと。
選手の給与やその他の条件についての話し合いが進んでおらず、すでにクラブの幹部の中ではチームの解散が決断されているとも。
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中国では他にも複数のクラブが今季をスタートできるかどうか危険な状態にあり、昨季2部を優勝した昆山FCもまだ運営資金を確保できておらず、解散の可能性があるそう。
また、昨季超級リーグで14位となった深圳市FCも巨額の給与未払いを抱えており、その額はすでに短期的な解決が不可能な状況であるとか。