現在大きな話題になっているマンチェスター・ユナイテッドの買収話。
オーナーとなっているグレイザー・ファミリーの元には2つのオファーが届いていると伝えられている。
一つはカタールの王族であるシャイフ・ジャシム・ビン・ハマド・アル・サーニー氏によるもの。
そしてもう一つはイギリスの大富豪で『INEOS』の創業者として知られるジム・ラトクリフ氏によるものだという。
前者は株式100%を、後者は過半数の株式を取得するという提示で、その額はおよそ45億ポンド(およそ7292.3億円)であるとのことだ。
ただ、これに対してグレイザー・ファミリーの動きは遅いようだ。『Guardian』によれば、オーナー兄弟6名の間で意見の相違があり、決断が難しい状況にあるという。
また、グレイザー・ファミリーが求めている額は60億ポンド(およそ9723億円)であり、これはクラブの価値を考えてもかなり過大なものであるそう。
そのため、これらの交渉についてはシーズンの終了まで延期される可能性が高いのではないか…と『Daily Mail』で伝えられている。
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この数年間なかなか低迷から逃れられていないマンチェスター・ユナイテッド。オーナーのグレイザー・ファミリーに対しての反感は根強く、先日優勝を果たしたカラバオ・カップの決勝でもサポーターが「出て行け、グレイザー」というチャントが歌われていた。